あなたが、社会に未来を与える
システムデザインに力を吹き込むのは、あなたです。.
最初に就いた職種は、日本で初じめて 大規模な執務空間をデザインするクリエイティブセンターでした。会社の不可視化資源までが全て数値化、図式化して現場の認識と実際のワークフローを可視化し有機的に活性化するようにプランニングされ短い労働時間で企業の目標値を達成できるものでした。
* オフィスプランニングを概念とする技術や思想を導入するアメリカのデザイン技法でしたが それまで国内建築や内装、家具の設計や使い勝手には全く存在しないものでした。
私は、やりたいことが無い人でした。見つかったのは最近です。
時は、業務用のデスクトップやノートブック型のパーソナルコンピュウタやキャドカムが登場して インターネットやナビゲーションの実用も始まり、新しい業態も現れ屋外用のキャッシュディスペンサー、ファミリーレストランやコンビニエンスストア初号店など開業した頃でした。イノベーションで賑い、社会全体が活況で未来に豊かな夢を持ち 私も若輩でしたが、中流階級に憧れて この仕事に夢中で打ちこみました。
最近は、ロボット、無人で移動する車や飛行機、3Dプリンター、移動体端末の普及などが 「新産業革命」だとか「新技術革新」といわれています。
ところが、社会全体に経済的に恩恵をうける人は少なくIBMはパーソナルコンピュウタ部門を採算を理由に売却し、ワークステーションの雄であるDELLが経営の立て直しで支援先を求めるなど、職を失う話ばかりで経済発展の基本動因となる「イノベーション」技術革新とは、とても言い難いのです。社会全体が技術を享受し個人が仕事を通じて キャリアを重ね人生を設計することができる人の割合が半分以下になってしまいました。私の夢も中産階級を覗くことはかないましたが中流を知ることはありませんでした。
スマートフォンやタブレット、自走型の機器は、20年前に実用化されましたが、革新技術などと言われたことはありません。この半世紀クリエイティビティーなデザインは数えるほどしかなく 現代の高度習熟技術の恩恵から 新たな革新技術が産まれるのは、これからといえます。
若い世代が希望を持つには、私たちが当時、社会から恩恵を享受したように高いエクスペリエンスを次世代に提供しなければなりません。これこそデがザイオ(DesignaD)の核心部分です。本当のイノベーションは、多様な思考背景と人材から産まれると、学問的にも立証されています。
本当のイノベーションをあなたの力で!
私たちが人材育成を行うことで さらなるイノベーションが産れることをデザイオ(DesignaD)は活動の重要な目的としています。世代を問わず エクスペリエンスをもとめる人材に応えられる活動を目指しています。イノベーションは、既存デザインの中から次世代のあなた方が、アフォーダンスの再定義を行い少しでも進むようご支援します。
組合代表 三田村弘貴
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